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October 21, 2005

労働時間の意味

一口に労働時間といっても色々あります。あなたは違いを説明できますか?8月に同内容で連続掲載しましたが、まだまだ勘違いされている方が多いようですので、復習としてポイントを掲載しましたので再確認してください。

1.実労働時間
労基法が規制している労働時間は、使用者が現実に「労働させる」時間、つまり実労働時間とされています。なお、労働者が1日の労働開始から終了までの時間を拘束時間といいますが、実労働時間はこの拘束時間から休憩時間を除いた時間です。

2.手待時間
実労働時間は、具体的な業務に現実に従事する時間(実作業時間)だけでなく、業務が発生したらただちに対応できるように待機している時間(手待時間)も含まれます。例えば飲食店の店員の客待ちの時間、タクシー運転手の駅待ちの時間などは、手待時間として労働時間にあたります。

3.仮眠時間
手待時間も労働時間に含まれますから、ビル管理業務の泊まり込み勤務で、備え付けのベッドで睡眠をとる「仮眠時間」であっても、突発的な業務が発生したら直ちに対応し、警報や電話等に対して相当の対応が義務づけられている以上、やはり労働時間にあたります。

4.法定労働時間
使用者は労働者を、休憩時間を除き、1週間について40時間を超えて、また1週間の各日については1日8時間を超えて労働させてはなりません。労基法により規制されたこの時間を法定労働時間といいます。

5.所定労働時間
使用者は始業・終業時刻及び休憩時間について、就業規則に規定を設けなければならず、それによって定められた労働時間の長さを、所定労働時間といいます。

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