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September 22, 2005

傷病手当金の支給要件

健康保険では、被保険者が私傷病の療養のため仕事につけなくなった場合(「労務不能」といいます。)最初の3日を除き(これを「待期」といいます。)4日目から傷病手当金が支給されます。支給期間は、支給を開始した日から数えて1年6か月です。

「療養のため」とは、保険診療を受けている場合だけではなく、自費で診療を受けている場合や自宅療養の場合も該当します。

「労務不能」とは、症状など客観的にみて仕事に就けない状態にあり、しかも現実に仕事に就かなかったことをいいます。

労務不能であるかどうかは、その人が従事している業務の内容や種別などを考慮して、その本体の業務に就けるかどうかを基準として判断されることになります。

したがって、軽い業務ならばできる状態であっても、本来の業務につけない状態であれば、労務不能ということになります。

しかし、労務不能と認められるためには、現実に仕事に就かなかったことが必要となりますから、実際に軽い業務に就いてしまうと、その日は労務不能とは認められなくなってしまいます。

【待期3日間】

この場合の3日間は、労災保険の休業補償給付・休業給付とは異なり、通算して3日間ではなく、連続して3日間となっています。待期の間に所定休日があっても、休んだ日について年次有給休暇を行使しても、待期は完成します。

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