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September 23, 2005

佐川急便、集配で「偽装請負」

佐川急便が荷物の集配業務で、実際には取引業者から労働者の派遣を受けながら、業務委託の形で下請けに出したように契約を結んでいたとして、今年2月に東京労働局から労働者派遣法に基づく是正指導を受けていたことが22日、わかりました。

こうした契約は「偽装請負」と呼ばれます。
東京労働局は業務委託ではなく、違法な派遣と判断したわけです。

【偽装請負】

契約上は業務請負であっても実態が人材派遣に該当するものをいいます。

職業安定法施行規則第4条によれば、 労働者を提供しこれを他人の指揮命令を受けて 労働に従事させる者は たとえその契約の形式が請負契約であっても

1.作業の完成について事業主としての財政上及び法律上のすべての責任を負う
2.作業に従事する労働者を、指揮監督する
3.作業に従事する労働者に対し、使用者として法律に規定されたすべての義務を負う
4.自ら提供する機械、設備、器材、若しくはその作業に必要な材料、資材を使用し又は企画若しくは専門的な技術若しくは専門的な経験を必要とする作業を行うものであって、単に肉体的な労働力を提供するものでない

以上4点、すべて満たさないものは労働者供給事業を行う者、すなわち派遣を行っている者とみなされます。

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