就業規則作成のメリットって?
【メリット】
1.使用者にとって
・職場秩序を確立し、組織的な企業運営ができる。
・多数の従業員の労働条件を統一的に処理できる。
・労働条件に関する労使間のトラブルを防ぎ、
円滑な業務運営ができる。
2.従業員にとって
・労働条件がはっきりし、安心して働くことができる。
・守るべきルールが明確になる。
・使用者の勝手な懲戒処分等を受ける心配がなくなる。
などをあげることができます。
【形式だけの従業員意見書】
労基法に違反していない限り、たとえ従業員代表が反対したとしても就業規則としての効力には影響しません。
◎こんな「形式だけの就業規則」で満足できますか?
使用者は満足できても、従業員は決して満足しませんし、トラブルの元にもなりかねません。
従業員の本音を十分に引き出してこそ、良好な労使関係を維持でき、円滑な企業運営にも寄与することになります。
【就業規則作成の流れ(概略)】
1.使用者(経営者)からのヒアリング
会社としては、どのように考えているのか。
最初に方針を決める事が大事です。
まずは会社の意向ありきです。
2.ヒアリングシートの作成
従業員の認識、要望を把握するための作業です。
ヒアリングシートの良し悪しで決まりますから
十分に検討しましょう。
3.従業員からのヒアリング
従業員の中には、一般従業員の他に、人事・労務担当者
や女性従業員も含めてください。
4.ヒアリング結果のまとめ
ヒアリングをまとめ、就業規則の原案を作成します。
5.就業規則作成
従業員代表の意見書 従業員へ周知
6.労働基準監督署へ提出
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