増えるマウス症候群
パソコンを長時間使う人の間で「マウス症候群」と呼ばれる症状が増えているといいます。手や肩の痛みやしびれから始まり、悪化すると全身の不調につながるといいます。
とくに女性に多く、マウスを長時間使っていることが原因と考えられることから、その名がつけられたといいます。
【具体的な症状】
(1)手首が痛みで動かない
(2)背屈できなくなる
(3)手首が重くだるい
(4)指先がしびれる
(5)握力低下
(6)ひじの痛み
(7)ひじの関節可動範囲がせばまる
など。
さらに、「腕が上がりにくい」「腕を耳に着くまで上げることができない」などの症状も起こります。
パソコン使用に伴う体の障害は古くから知られており、代表的なのは、キーパンチャーなどに多発した「頸肩腕(けいけんわん)障害」です。
マウス症候群から始まって、本格的な頸肩腕障害になるという可能性もありそうですから気をつけましょう。
マウス症候群では、長時間のパソコン連続使用と姿勢の悪さが一番の敵といいます。頻繁に休憩をとり、ストレッチなどで体をほぐすようにすれば、症状は緩和できます。
【最悪の姿勢】
右手でマウスを持ちながら、左肩と頭で受話器をはさむ姿勢だそうです。


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