「服装の自由」はどこまで許される?
「クールビズ」でノーネクタイが奨励される時代になりましたが、「服装の自由」はどこまで許されるのでしょうか?
一般に、会社での服装は就業規則で規定されることが多く、「業務遂行に不都合な服装をしないこと」などとしています。また、職種によっては制服を義務付けています。
●判例では、仕事に実害があるかどうかがポイント
・ハイヤー運転手・・・口ひげOK
・運送会社・・・茶髪OK
・男性のピアスも業務に支障が出なければ禁止は難しい
つまり、取引先からクレームが相次ぐなど悪影響が生じれば別だが、「会社の品位やイメージを損ねかねない」では、あいまいで通用しないという。
●どうすればいいの?
①就業規則に規定があるかどうか確認
②業務に具体的な悪影響が出ていれば改善義務
就業規則で規定するだけでなく、日ごろから会社の方針を社員に説明しておき、浸透させることが重要。
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