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May 31, 2005

有期契約社員の雇い止め

昨日、ある団体において「多様化する就業形態の活用」という講演をさせていただきましたが、その中での質問にあった有期契約社員の雇い止めについてまとめてみました。

「雇い止め」とは、有期契約社員の労働契約が期間満了し、使用者が契約の更新をしないことをいいます。

1.契約時に次回更新予定の明示なしの場合
次回更新は行なわない旨の契約をしていれば、期間満了で契約終了。

2.契約更新ありとした場合
業務量の減少等により更新を行わない旨の判断基準を明示していれば、雇い止めは認められる。

3.以上の対応がなされずに、当然次回も契約更新されるであろうと期待される言動があった場合や、契約更新回数が多く更新手続きが形式的であるような場合は、雇い止めが無効となる可能性が高い。

4.契約期間経過後も雇用が継続され、契約更新が後からなされる場合や、黙示の更新が認められるような場合は、期間満了による契約終了は難しい。

【アドバイス】
有期労働契約であっても、すべて無条件に「雇い止め」できるわけではありません。契約締結時の明示事項を遵守しつつ、次回更新の有無の見通しをできるだけ予見し、安易な契約は避けるようにしてください。

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